staging-mondaycomblog.kinsta.cloudでボードを作成して情報やデータを入力する場合、担当者自身が入力するのではなく社内外の関連メンバーに入力してもらいたいケースがあります。関連メンバーにボードに直接入力してもらってもよいのですが、このような場合はフォームを作成して公開し、関連メンバーに入力してもらうことができます。
ここでは人事部門のボードを想定して休暇申請のボードとフォームを作成してみます。まず下記のような休暇申請の管理ボードを作成します。申請者(アイテム)、承認状況、申請日、休暇日、日数、種別のカラムを設定しておきます。承認状況は確認中や承認済み等のステータスが選択できる状態カラム、種別は年次有給休暇や傷病休暇等の種別が選択できる状態カラムにしています。申請日や休暇日は日付カラム、日数は数値カラムになっています。
このボードで休暇申請フォームを作成してみます。左上のメインの表の横にある”+”をクリックし、フォームを選択します。
フォーム画面になり、自動的に休暇申請のフォームが作成されます。
ボードで設定したカラムの項目が自動的に質問項目として設定されます。
これだけの操作でほぼ完成なのですが、承認状況の項目までフォームに含まれています。
承認状況は申請者が入力するものではないので、この項目はフォーム内では不要です。左上の”フォームを編集”をクリックしてフォームの内容を修正します。フォームの編集画面になりますので、各質問項目を編集します。
ここでは承認状況の項目は非表示に、それ以外の項目は必須項目に設定します。
これでフォームが完成しましたのでプレビューで確認をして公開をします。
公開するとURLが発行されるので、これを共有して申請する際にはフォームに入力をしてもらいます。
フォームのテストとして、項目を入力して送信を押してみるとボードに自動的に申請内容が追加されることがわかります。
簡単な操作で申請フォームを作成できることがお分かりいただけたかと思います。次回のブログでは数式カラムの説明をします。
※本ブログは2023年4月時点の情報に基づいています。